<神経痛の特徴>
突然、激しく鋭い痛みがある特定の末梢神経系に出現する病気で、通常、神経痛の痛みは数秒から数分間程度で終わることが多いが、普段は症状がなくてもある間隔を置いて繰り返し痛みの症状が現れる。
神経痛の痛みが長時間続くことはあまりない。
神経痛の痛みが起こる末梢神経系に特定の刺激を与えると痛みの誘発が確認される場合があり、また咳やくしゃみ、体を折り曲げた際に痛みが走るというようなケースもある。
<代表的な神経痛>
主な神経痛として、以下のものがある。
●坐骨神経痛
●肋間神経痛
●三叉神経痛
●顔面神経痛
●舌咽神経痛
●後頭神経痛
<神経痛の分類>
一般に神経痛は、特発性神経痛と症候性神経痛に分類される。
特発性神経痛とは、原因となる病名が明確でなく、病名として神経痛と呼ばれるような場合をいう。
筋肉や知覚、反射などの末梢神経系の検査を行っても、機能的な障害を見出すことができず、痛み以外の症状を確認することができない。
一方の症候性神経痛とは、検査を実施することによって神経痛の原因となっている病気が明確で、
その症状のひとつとして神経痛の痛みが現れているケースを言う。
神経痛の原因となる病気としては、炎症や外傷、腫瘍、骨の異常などがあり、それらが末梢神経を圧迫するなどの刺激を与えることによって、神経痛の痛みを引き起こすケースである。
この場合、痛み以外の症状として、ふるえやしびれ、筋肉の萎縮などの症状も併発することが多々ある。
一般的に、肋間神経痛と坐骨神経痛は症候性タイプが多く、三叉神経痛と舌咽神経痛は、特発性と症候性の両方のタイプがある。
神経痛の症状だけで症候性神経痛と特発性神経痛とを区別することはできず、その判別には
詳しい検査を行う必要がある。
神経痛の治療方針を決める上で、症候性神経痛と特発性神経痛とを見分けることは重要である。
症候性神経痛の場合、神経痛の原因となっている根本的な病気の治療を行うことが大切で、併せて痛みを抑える対症療法を実施することになる。
これに対して特発性神経痛の場合、痛みをやわらげる対症療法が治療の中心となる。
どんな症状が現れる?
<神経痛の原因は?>
神経痛には原因が不明確なものと、神経痛の原因がはっきりしているものがあり、神経痛の原因としては例えば炎症や腫瘍(しゅよう)、外傷などがある。帯状疱疹(たいじょうほうしん)後の神経痛などは原因のはっきりしている神経痛のひとつである。
代表的な神経痛として、坐骨(ざこつ)神経痛、肋間(ろっかん)神経痛、三叉(さんさ)神経痛、舌咽(ぜついん)神経痛、後頭(こうとう)神経痛などがある。
<神経痛の症状は?>
●坐骨神経痛
坐骨神経系にあらわれる神経痛で、大腿背面から下腿、足背部などに刺すような痛みがあらわれる。椎間板(ついかんばん)ヘルニア、腰椎症(ようついしょう)による第4腰神経〜第3仙神経の神経根の圧迫により生じることもある。腰痛とともにあらわれることも多い。
●肋間神経痛
肋間神経系にあらわれる神経痛で、帯状疱疹の後に症状が出てくることもある。
●三叉神経痛
三叉神経とは顔面、口内粘膜、歯の感覚を支配している神経系で、左右3本の枝からなっている。左右どちらかの神経系の領域に、数秒から1分くらいの発作的な鋭い痛みの症状があらわれる。この神経痛の痛みは繰り返しあらわれるが、発作と発作の間(間欠期)は特に痛みはなく無症状である。一般に、三叉神経の第2枝、第3枝に高頻度でみられ、歯磨きの際に神経痛の痛みが誘発されやすいなど、神経痛の痛みの発作を誘発する特定の誘発因子が認められることもある。
三叉神経系の腫瘍、多発性硬化症(たはつせいこうかしょう)、帯状疱疹などの明確な他の病気の発症とともにみられる症候性のものと、特発性の神経痛とがある。
従来、特発性の三叉神経痛と分類されていたものの中には、動脈硬化などで蛇行した血管が三叉神経を圧迫して症状を起こしているものもあることがわかってきた。これらは、現在は特発性神経痛ではなく症候性神経痛に分類されるようになってきている。
●舌咽神経痛
舌咽神経系である舌根(ぜっこん)、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、咽頭側壁などにあらわれる神経痛をいう。嚥下(えんげ)や通常の会話、咳(せき)などで神経痛が誘発されることも多くみられる。三叉神経痛に比べて発生頻度は少ない。
●後頭神経痛
第2、3頸(けい)神経(C2、C3)にあらわれる神経痛で、後頭部の大後頭神経や小後頭神経などに認められる神経痛をいう。
神経痛には原因が不明確なものと、神経痛の原因がはっきりしているものがあり、神経痛の原因としては例えば炎症や腫瘍(しゅよう)、外傷などがある。帯状疱疹(たいじょうほうしん)後の神経痛などは原因のはっきりしている神経痛のひとつである。
代表的な神経痛として、坐骨(ざこつ)神経痛、肋間(ろっかん)神経痛、三叉(さんさ)神経痛、舌咽(ぜついん)神経痛、後頭(こうとう)神経痛などがある。
<神経痛の症状は?>
●坐骨神経痛
坐骨神経系にあらわれる神経痛で、大腿背面から下腿、足背部などに刺すような痛みがあらわれる。椎間板(ついかんばん)ヘルニア、腰椎症(ようついしょう)による第4腰神経〜第3仙神経の神経根の圧迫により生じることもある。腰痛とともにあらわれることも多い。
●肋間神経痛
肋間神経系にあらわれる神経痛で、帯状疱疹の後に症状が出てくることもある。
●三叉神経痛
三叉神経とは顔面、口内粘膜、歯の感覚を支配している神経系で、左右3本の枝からなっている。左右どちらかの神経系の領域に、数秒から1分くらいの発作的な鋭い痛みの症状があらわれる。この神経痛の痛みは繰り返しあらわれるが、発作と発作の間(間欠期)は特に痛みはなく無症状である。一般に、三叉神経の第2枝、第3枝に高頻度でみられ、歯磨きの際に神経痛の痛みが誘発されやすいなど、神経痛の痛みの発作を誘発する特定の誘発因子が認められることもある。
三叉神経系の腫瘍、多発性硬化症(たはつせいこうかしょう)、帯状疱疹などの明確な他の病気の発症とともにみられる症候性のものと、特発性の神経痛とがある。
従来、特発性の三叉神経痛と分類されていたものの中には、動脈硬化などで蛇行した血管が三叉神経を圧迫して症状を起こしているものもあることがわかってきた。これらは、現在は特発性神経痛ではなく症候性神経痛に分類されるようになってきている。
●舌咽神経痛
舌咽神経系である舌根(ぜっこん)、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、咽頭側壁などにあらわれる神経痛をいう。嚥下(えんげ)や通常の会話、咳(せき)などで神経痛が誘発されることも多くみられる。三叉神経痛に比べて発生頻度は少ない。
●後頭神経痛
第2、3頸(けい)神経(C2、C3)にあらわれる神経痛で、後頭部の大後頭神経や小後頭神経などに認められる神経痛をいう。
どういう治療をするのか?
<神経痛の検査と診断>
神経痛の痛みを発症した場合、神経痛の原因となっている炎症や腫瘍、血管による圧迫の有無などをよく調べる必要がある。そのためには、まず専門医に相談して適切な診断をしてもらい、その原因に対して適切な治療を行うことが大切である。
神経痛の検査は、痛みを感じる末梢神経系に圧迫や炎症などがみられるかどうかを診断するため、CTやMRIなど画像診断を行うのが一般的である。併せて、神経痛の症状があらわれる神経系に関して電気的な診断をするため、筋電図検査の実施も行う。
<神経痛の治療>
神経痛の治療方法としては、神経ブロック、外科療法、薬物療法などがあるが、最も一般的に行われるのは薬物による療法である。
例えば、三叉神経痛の治療では抗てんかん薬のカルバマゼピン(テグレトール)が使用される。この薬は摂取量が多い場合、めまいがしたり、頻度は高くないが白血球が減少したりすることがあるため、注意が必要である。また神経痛の治療で薬物療法があまり有効でない場合には、神経ブロック療法や外科療法を行うことがある。
最近ジャネッタが開発した三叉神経痛の外科療法は、三叉神経を直接圧迫している血管を見つけ出し、三叉神経と圧迫血管の間に筋肉片あるいは綿などを入れて、神経に対する圧迫を除く方法で、神経痛の根治療法として非常に高く評価されるものである。
神経痛の痛みを発症した場合、神経痛の原因となっている炎症や腫瘍、血管による圧迫の有無などをよく調べる必要がある。そのためには、まず専門医に相談して適切な診断をしてもらい、その原因に対して適切な治療を行うことが大切である。
神経痛の検査は、痛みを感じる末梢神経系に圧迫や炎症などがみられるかどうかを診断するため、CTやMRIなど画像診断を行うのが一般的である。併せて、神経痛の症状があらわれる神経系に関して電気的な診断をするため、筋電図検査の実施も行う。
<神経痛の治療>
神経痛の治療方法としては、神経ブロック、外科療法、薬物療法などがあるが、最も一般的に行われるのは薬物による療法である。
例えば、三叉神経痛の治療では抗てんかん薬のカルバマゼピン(テグレトール)が使用される。この薬は摂取量が多い場合、めまいがしたり、頻度は高くないが白血球が減少したりすることがあるため、注意が必要である。また神経痛の治療で薬物療法があまり有効でない場合には、神経ブロック療法や外科療法を行うことがある。
最近ジャネッタが開発した三叉神経痛の外科療法は、三叉神経を直接圧迫している血管を見つけ出し、三叉神経と圧迫血管の間に筋肉片あるいは綿などを入れて、神経に対する圧迫を除く方法で、神経痛の根治療法として非常に高く評価されるものである。
座骨神経痛の原因と症状
<坐骨神経痛の原因>
「坐骨神経痛」とは、坐骨神経が痛みを引き起こす神経痛で、症候性神経痛に分類される。
坐骨とは骨盤の一部で、座るとお尻の骨のあたる部分であることからこの様に呼ばれている。
坐骨神経は腰椎から出た神経と仙骨から出た神経が合わさった非常に太い神経で、下肢の動きや皮膚感覚に重要な働きをしている。
また坐骨神経は末端までの全長が1m以上にもなる人の神経の中で最も大きな神経である。
坐骨神経痛は、坐骨神経が腰椎の隙間から出て骨盤を通り、臀部の筋肉から出てくる間のどこかで、圧迫されるなどの障害を受けることによって発症する神経痛である。
<坐骨神経痛の症状>
坐骨神経痛の典型的な症状としては、まず臀部の痛みから始まり、坐骨神経の走行に沿って痛みを発症する。
坐骨神経痛の自覚症状は知覚異常から始まることが多く、臀部周辺から脚先にかけて坐骨神経の走行に沿って鋭い痛みを感じる。痛みは特に運動などしなくても持続的な痛みが起こるケースと、運動したときのみ神経痛の痛みを発症するケースがある。
知覚異常としては、神経痛の痛みの他に足のしびれや皮膚の痛み、冷感、感覚麻痺などの自覚症状を伴うこともある。
坐骨神経痛は、傷害の起こる坐骨神経の部位によってあらわれる症状が異なる。
坐骨神経痛の原因として、腫瘍による坐骨神経の圧迫など、重大な疾患が隠れていることもあるため、坐骨神経痛の症状が確認された場合、早期に検査を受けることが必要である。
「坐骨神経痛」とは、坐骨神経が痛みを引き起こす神経痛で、症候性神経痛に分類される。
坐骨とは骨盤の一部で、座るとお尻の骨のあたる部分であることからこの様に呼ばれている。
坐骨神経は腰椎から出た神経と仙骨から出た神経が合わさった非常に太い神経で、下肢の動きや皮膚感覚に重要な働きをしている。
また坐骨神経は末端までの全長が1m以上にもなる人の神経の中で最も大きな神経である。
坐骨神経痛は、坐骨神経が腰椎の隙間から出て骨盤を通り、臀部の筋肉から出てくる間のどこかで、圧迫されるなどの障害を受けることによって発症する神経痛である。
<坐骨神経痛の症状>
坐骨神経痛の典型的な症状としては、まず臀部の痛みから始まり、坐骨神経の走行に沿って痛みを発症する。
坐骨神経痛の自覚症状は知覚異常から始まることが多く、臀部周辺から脚先にかけて坐骨神経の走行に沿って鋭い痛みを感じる。痛みは特に運動などしなくても持続的な痛みが起こるケースと、運動したときのみ神経痛の痛みを発症するケースがある。
知覚異常としては、神経痛の痛みの他に足のしびれや皮膚の痛み、冷感、感覚麻痺などの自覚症状を伴うこともある。
坐骨神経痛は、傷害の起こる坐骨神経の部位によってあらわれる症状が異なる。
坐骨神経痛の原因として、腫瘍による坐骨神経の圧迫など、重大な疾患が隠れていることもあるため、坐骨神経痛の症状が確認された場合、早期に検査を受けることが必要である。
| 坐骨神経痛
肋間神経痛の原因と症状
<肋間神経痛の原因>
肋間神経痛とは、肋骨の間にある神経が痛む病気で、神経痛の一種である。
肋間神経痛は原因がわからない場合もあるが、肋間神経の一部が骨や筋肉に圧迫され、それによって炎症を起こすことで肋間神経痛を発症することもある。
また肋間神経痛は、肋骨を骨折したり、肋骨にひびが入る、背骨の変形、肋骨カリエスやかぜ、ある種の癌などが原因となる場合もある。さらには狭心症が原因となって肋間神経痛を引き起こすことも知られている。
肋骨内部には、心臓や肺、肝臓、すい臓、脾臓、腎臓等の臓器が入っており、肋間神経痛の痛みはこれらの臓器の障害から来ることも多々あるので、 肋間神経痛の症状が確認された場合、早期に検査を行うことが必要である。
<肋間神経痛の症状>
肋間神経痛の痛みは、発作的に症状が現れることもあるし、継続的に痛みを発症する場合もある。
肋間神経痛の痛みの程度は様々で、手足の伸長、咳、歩行や日常生活の運動で激痛が起こり、ひどい場合には呼吸だけでも痛みを生じることもある。
肋間神経痛とは、肋骨の間にある神経が痛む病気で、神経痛の一種である。
肋間神経痛は原因がわからない場合もあるが、肋間神経の一部が骨や筋肉に圧迫され、それによって炎症を起こすことで肋間神経痛を発症することもある。
また肋間神経痛は、肋骨を骨折したり、肋骨にひびが入る、背骨の変形、肋骨カリエスやかぜ、ある種の癌などが原因となる場合もある。さらには狭心症が原因となって肋間神経痛を引き起こすことも知られている。
肋骨内部には、心臓や肺、肝臓、すい臓、脾臓、腎臓等の臓器が入っており、肋間神経痛の痛みはこれらの臓器の障害から来ることも多々あるので、 肋間神経痛の症状が確認された場合、早期に検査を行うことが必要である。
<肋間神経痛の症状>
肋間神経痛の痛みは、発作的に症状が現れることもあるし、継続的に痛みを発症する場合もある。
肋間神経痛の痛みの程度は様々で、手足の伸長、咳、歩行や日常生活の運動で激痛が起こり、ひどい場合には呼吸だけでも痛みを生じることもある。
| 肋間神経痛